私は一般的な理系大学院を卒業して最大手食品企業に勤めています。
私の大学から大手企業に就職した例が少なく、学内記事にも取り上げられました。
こんな普通の大学生でも大手企業に就職できたのには事前準備をしっかり行ってきたからと確信して言えます。
誰でもできる再現性のある方法ですので最後までご覧ください。
こんな人におすすめ
・ESの書き方が分からない人
・ESを書いている途中で手が止まってしまった人
インターンや本選考へ参加するためには「ES(エントリーシート)」と言う書類が必ず必要になります。
今回はESの攻略方法について解説します。
ESの書き方の鉄板テンプレート
ESの書き方には正解があります。
それは「PREP法で書く」事です。
PREP法とは結論を先に述べ、理由、具体例と続き、最後に結論で締める文章の構成方法で、実際のビジネスの場でもよく使われています。
P:結論 (Point)
R:理由 (Reason) または、結論の背景
E:具体例 (Example)
P:結論 (Point)
PREP法で書くメリットは伝えたいことが端的に伝わる事やどのようなお題にも対応できることです。
特に、毎日大量のESを読む採用担当者の目に止まらせるには結論が先に書いてあることが非常に重要になります。
ではその具体例を紹介します。
ESの内容は200字~400字なので文字数に応じてより具体的なエピソードを書くようにしましょう。
例文
私の強みは周囲の状況に応じて適切な対処ができることです。【結論】
私は中学生から10年間サッカーを続けており、ポジションはミッドフィルダー(MF)でした。
ミッドフィルダーはサッカーフィールドの中間に位置し、攻守共に参加する重要な役割です。【理由】
試合中の攻撃時には敵と味方の選手の位置を常に把握し、最適な手段で攻撃を仕掛けました。また、守備時には手薄な所を判断し、守備を補強しました。【具体例:試合で自分の【結論】が活躍したエピソード】
そのため、私は周囲の状況に合わせた対処をする経験をしてきており、社会に出ても○○の場で活躍したいと考えています。【結論】
ESに良くある質問内容
ESには良くある質問内容があります。
まずは「ガクチカ」、「強み、弱みについて」、「研究内容」、「就活の軸について」が多い質問です。
ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略でほとんどの企業で聞かれます。
理系の場合は「研究内容」も聞かれることが多いので、300字程度で書けるように準備をしておきましょう。
この時注意したいことは「専門用をを使わない」ことです。
ESを読む人事部の人はあなたの研究について全く知らない人です。
そのような人に難しい反応式の羅列を話したとしても全く伝わりません。
自身の研究をなるべく簡略化して、誰にでも分かるように説明できるようにしましょう。
内定者のESを見る方法
内定者のESは必ず調べておいた方が良いです。
理由は企業によって通りやすいES内容があるからです。
例えば、大手企業Aに通ったESを別の大手企業Bに提出したとしても通るかどうかわ分かりません。
その違いはESの内容ではなく企業がどのような人を求めているかの違いによるからです。
身近に大手企業の方がいれば見せてもらえる事もありますが、そのような状況は稀だと思います。
身近にいたとしてもなるべく多くの情報を元に調べた方が良い場合があります。
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