こんな人におすすめ
・初めて面接に臨む人
・面接の通過率が低くて悩んでいる人
大手企業の面接の概要
大手企業では多くの就活生が応募するため倍率は高くなります。
「四季報」や「就活会議」などで情報を入手できますが、概要は下記の通りです。
大手企業ではES提出の段階で5000人~10000人の応募があります。
その後一次面接~最終面接を通して内定へと繋がりますが、各面接では見られているポイントが異なります。
一次面接で見られているポイント
一次面接では「当たり障りのない人」が通過しやすいです。
一次面接の担当面接官は新人人事部の方である可能性が高く、二次面接、最終面接に進むにつれて重役の方が面接官になります。
つまり、新人人事部の方が上司に紹介する学生が変な人では怒られてしまいます。
そのため、一次面接では「身だしなみはしっかりできているか」や「受け答えはできているか」、「失礼な言葉遣いをしていないか」、「自然な笑顔でコミュニケーションがとれるか」など当たり前のことが見られています。
二次面接で見られるポイント
二次面接では「志望動機」や「企業との適正」が見られます。
二次面接では主に課長などの役職が付いている方が面接官になります。
そのため、一次面接よりも志望動機やガクチカを深掘りされます。
その質疑の中で、自分の行動原理や、どのように物事を考えて行動する人なのかを見られます。
最終的に企業が気にしているポイントは「この人を採用して、会社に利益をもたらしてくれるか」です。
ガクチカや志望動機を深掘りされても自分の行動理念を一貫して持っていると二次面接の通過率は上がります。
最終面接で見られるポイント
最終面接では「入社熱意」が見られます。
最終面接では社長や専務など偉い方が面接官を担当します。
面接背景としては志望動機やガクチカなどは一次~二次面接で合格をもらっているため、入社に対する最終確認を行う場となっています。
しかし、最終確認とはいえ2人に1人は落ちてしまいます。
最終人事権を持つ社長や専務に不採用と言われたら、いくら人事部や課長が採用と言っても不採用になります。
そのため、油断せずに今まで通りに受け答えをして、最大限の敬意を持って入社意欲を全面に押し出せば通過率は高まります。
大手で通過しやすい受け答えについて
大手企業が求めている人はいわゆる「何でも屋さん」
大手企業では新卒の方には「総合職」の人を求めている傾向にあります。
つまり「何でも意欲を持ってやれる人(オールラウンダーの人)」です。
例えば総合職という事は、営業の部署へ行けば営業を行い、数年後の部署異動で人事部へ異動になれば人事部の仕事を行います。仕事内容がその時の環境や適正により流動的に変わる為、どんな業務もこなせる人が求められています。
そのため、いろんな事に興味を持って何かを行った経験や、どの部署に配属されても誰とでも円滑に仕事を進められそうな人、突出した能力よりも致命的に苦手なこと(嫌なこと)が無い人が面接では評価されます。
私を採用したら○○部の売り上げ増加させます!はNG
また、よく「私を採用したらこのような良いことがあります」の謳い文句を真に受けて、そのまま「私を採用したら○○部署の売り上げを上げることができます」という人を聞きますが、絶対に止めてください。
現場を知らない就活生にそんなことを言われても不快なだけですので、自分を売り込みたいときは「この人を採用したら○○部署の売り上げを上げられそうだ」と思わせるようにすることを意識しましょう。
大事なことは企業とのミスマッチを防ぐこと【実体験】
入社してからの離職、転職は企業や自分にとっても避けたい事です。
離職や転職の原因は「企業とのミスマッチ」が大きな原因になります。
私の場合は、大手企業に受かった事に満足して「総合職採用」の事を深く考えていませんでした。
いざ入社してみると地方に配属され、地元から離れた遠い地を4~5年経験しています。
今後も転勤が多い生活が続くと「持ち家」を持つことも難しいと思います。
親や友人にも長期休暇の時しか会えません。
帰省には飛行機代など結構なお金もかかります。
このように「総合職採用」ということは自分の生活がどう変化するのか。のここまでしっかりと考える必要があります。
他にも考えられる事はたくさんあると思います。
自分がどのようになりたいのか考えた結果「大手企業」なら良いと思いますが、闇雲に「大手企業」を検討している場合は注意した方が良いです。
中小企業でも叶えられる夢はたくさんあります。
将来自分がどのようになりたいのかをちゃんと考えてから面接を受けに行くようにしましょう。
就活の情報についてはネット検索と四季報をオススメします。
就活会議は当時私も登録していて、面接情報やES対策では非常に役に立ちました。
自分で情報を集めるには限界があるので、この手のサイトを一つは登録する事をオススメします。
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採用情報も掲載されていますので是非手にとってご覧下さい。
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