【元レポート評価者が解説】最速で実験レポートを書く方法(文章力編)

実験レポートの書き方
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最速でレポートを仕上げる方法については下記でもまとめてあります。

全部で3編ありますのでご確認ください。

今回は「文章力向上編」です。

↓「理解力向上編」

↓まとめ記事

こんな人におすすめ

最速でレポートを仕上げたい人

・レポート、卒論、修論の文章力を上げたい人

各項目で書く内容を理解する

実験レポートの構成は下記になります。

  • 背景・・・(実験を行う理由や、その実験を行うまでの経緯)

  • 原理・・・(実験の基本原理、反応の原理など)

  • 目的・・・(その実験から得られること)

  • 実験方法・・・(実験手法や使用器具)

  • 実験結果・・・(実験から得られたデータ)

  • 考察・・・(得られたデータから分かること)

  • 結論・・・(結果のまとめ、実験から得られたこと)

最速でレポートを書き上げるには、実験の内容を上記の項目に振り分けるだけです。

例えば

実験で得られた結果は結果の項目に記載。

得られたデータから推測できることは考察に記載する。

素直に埋めていけば体裁は保ってレポートを進められます。


文章力を上げる方法5選

実験レポートを書く際には決められたルールが複数あります。

これらのルールを守るだけで、レポートだけで無くビジネスの文章にも役に立ちます。

ルールは下記になります。


主観や曖昧な表現を避ける

主観とは~だと思う」や「急激に○○になった」などの表現です。

~だと思う」の主語は「私」であり、論文では主観を含んだ主張はしてはいけません。

急激に」も急激かどうかを判断するのも同様に主語が「私」であるため不適切です。

つまり論文では書き手がどのように感じたかは関係がなく、数値や事実を元に論述しなければなりません

曖昧な表現とは~が変化した」や「~を調整した」などです。

変化した」ではなく「増加した」や「減少した」などどう変化したのか明確にしましょう。

調整した」についても何をどのように調整したのか明確にしましょう。


「てにをは」を正しく使う

てにをは」とは助詞の総称です。

てにをはの例文は下記の通りです。

「~が」と「~は」の例

・試薬AとB反応した

・試薬AとB反応した

「~が」を使用すると、複数の試薬がある中でAとBだけが反応したニュアンスになります。

一方、「~は」を使用すると、純粋にAとBの反応を表すことになります。


「~て」と「~を」の例

・パソコン使用した

・パソコン使用した

「~を」の場合は、用途や手段を表すのに対して、

「~で」は場所を表しているように感じ取れます。


「てにをは」を身につける方法

「てにをは」を正しく使えるようになる方法は「誰かに見てもらう」ことと「書き方の本を読むこと」です。

先輩や教授に見てもらうことで自分では気づけない文章の癖に気づくことができます。

また、本屋に行けばレポートの書き方の本は山ほどあります。

1冊で良いから読んでみると劇的に自分の書く文章が変わると思います。


語尾を「である。」が正解。

論文の語尾は基本的に「である調」で統一されます。

「です ます。」は現在形のため論文では使用しません。

他にもである調でよく使う言葉は下記の通りです。

  • ~であった。
  • ~と推測された。
  • ~と考えられた。
  • ~を行った。
  • ~した。

主語と述語を対応させる

文章には「主語」と「述語」があります。

・主語とは:「誰が」や「何が」にあたる言葉

・述語とは:「~した」など「動作、作用、性質」を表す言葉

例えば

「○○が沈殿した」や「質量が増加した」などです。

文章の基本は「主語と述語が適切に対応している」ことです。

レポート添削をしていると下記のように書く人がよくいます。

主語と述語が対応していない例

× 成分Aが多い物質はC、D、Eの金属と、気体ではFとGに多く含まれます。

主語が「薬品」に対して、述語が「含まれます」になります。

合わせると「薬品が含まれます。」になり対応していないことが分かります。

正しく表現するなら下記になります。

主語と述語が対応している例

× 成分Aが多い物質はC、D、Eの金属と、気体ではFとGに含まれます。

○ 成分Aが多い物質はC、D、Eの金属と、気体ではFとGです。

○ 成分AはC、D、Eの金属と、気体ではFとGの物質に多く含まれます。


文章はシンプルに書く

論文では文章が長くなりがちですがなるべく短く記述しましょう。

ポイントは下記の通りです。

  • 無くても伝わる言葉を削る
  • 一文は60文字以内

なくても伝わる言葉は下記の通りです。

なくても伝わる言葉の例

× 顕微鏡は簡単にいうと対物レンズと接眼レンズというものを用いて非常に小さい物を大きく拡大して観察できる装置のことです。

○ 顕微鏡は対物レンズと接眼レンズを用いて小さい物を拡大して観察できる装置です。

・「簡単に言うと」「というもの」・・・必要が無いので削る

・「非常に」・・・主観であり、必要が無いので削る

・「大きく拡大」・・・「大きく」と「拡大」で意味が重複している為削る

・「のこと」・・・必要が無いので削る


まとめ

文章を書くには下記の5点を身につける必要があります。

  1. 主観や曖昧な表現を避ける
  2. 「てにをは」を正しく使う
  3. 語尾を「である。」が正解。
  4. 主語と述語を対応させる
  5. 文章はシンプルに書く

↓他にも理系におすすめの文章力を上げる本についてまとめています。

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