【大学院卒が教える】初めての実験レポートの基本の書き方

実験レポートの書き方
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高専生や大学生は授業の一環で「実験」を行います。

実験の種類は科学実験、物理実験、地学実験など様々です。

そして、実験の後は必ずレポートを提出して成績が評価されます。

今回は全てのレポートに共通する基本について解説します。

こんな人におすすめ 

・初めてレポートを作成する人

・大学一年生や高専一年生

レポート提出の流れ

レポートを提出するまでの1週間の流れは下記の画像の通りです。

レポート提出までの流れ

例えば、水曜日に実験が行われ、提出が翌週の火曜日だとします。

この場合、実験後木曜日、金曜日、土曜日の2~3日でレポートを完了させます。

そして残りの2日で次の実験の予習やレポートの書ける所を記入しておきます。


実験は毎週行われるため、レポートの作成も1週間に1度です。

要領良くレポートを書かなければ、他の授業の課題ができなかったり、サークルや遊ぶ時間が無くなってしまいます。

↓レポートを爆速で書けるようになる方法を紹介していますので合わせてご覧下さい。

手書きとwordはどっちを使う?

【結論】指定が無ければ「word」一択です。

理由は2点あります。

1点目:早い段階からPCでのレポート操作に慣れること

大学3~4年生になるとほとんどの人がPCでレポートを書き始めます。

最終的に、卒論や修論はwordでの提出になります。

遅かれ早かれwordでレポートを作成するなら、早くからword操作を身につけた方が良いです。


2点目:作業効率が良い

手書きの場合は文字を書くのに時間がかかったり、誤字脱字をした際に書き直す手間が発生します。

PCでの作業では手書きよりも早く文字が打てたり、誤字脱字もすぐに修正できます。

また、タッチタイピングを身につけることでさらに爆速でレポートを書けるようになります。


レポートの構成

レポートは「背景」、「原理」、「目的」、「実験方法」、「実験結果」、「考察」、「結論」の7つのパートから構成されます。

それぞれで書く内容は下記の通りです。

  • 背景・・・(実験を行う理由や、その実験を行うまでの経緯)

  • 原理・・・(実験の基本原理、反応の原理など)

  • 目的・・・(その実験から得られること)

  • 実験方法・・・(実験手法や使用器具)

  • 実験結果・・・(実験から得られたデータ)

  • 考察・・・(得られたデータから分かること)

  • 結論・・・(結果のまとめ、実験から得られたこと)

↓それぞれの構成について詳しく記載していますので、よろしければご覧下さい

レポートの詳しい書き方はこちら

ページ数について

実験レポートは合計10ページ程度で作成します。

内訳は下記の通りです。

・「背景」「原理」「目的」・・・1~2 p

・「実験方法」・・・1P

・「実験結果」・・・4~5 p

・「考察」・・・2~3 p

・「結論」・・・数行

実験のデータ数や内容によって多少増減はしますが大体10 p程度で書けると思います。

※たまにレポートの枚数が段違いに多い人がいますが、必要のない内容を盛り込んでいる可能性があります。

評価されるレポートは必要な内容が過不足なく記載されていることでまとめると10 p程度ということです。


期限までに提出する

当たり前のことですがレポートの提出は期限厳守です。

1秒でも遅れたら受け取ってもらえません。

受け取ってもらえないとその実験は「評価なし」になります。

評価なしだと来年後輩に混ざって再実験最悪の場合留年になります。

病欠などの場合は、その旨を教授に言えば再実験を受けさせてもらえるので安心してください。

しかし、レポート提出忘れの場合は再実験できない場合もありますので、必ず期限までに提出するようにしましょう。

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